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これが私の生きる道

これが私の生きる道:第230回 高橋 道代(たかはし みちよ)さん

第230回

ふたご育児の悩みや喜び 育てる親の「つながる場」づくり

2017年4月28日(た)

高橋 道代(たかはし みちよ)さん
上越市大潟区 在住
双生児・多胎児の育児サークル「さくらんぼくらぶ」代表

 「子供が同時に泣いたとき、どうすれば良い?」「一人にミルクをあげるとき、もう一人は?」「おむつ替えは?」「寝かしつけは?」……全てを同時に求められる多胎児の子育ての悩みは、育児書には書いていないことばかりだ。
 
 さくらんぼくらぶは双生児や多胎児を持つ親同士が気軽に話すことができ、リラックスしながら〝横のつながり〞が作れる場だ。年6回、お話会や親子体操、読み聞かせなどを取り入れたお楽しみ会を開催していて、日常の育児時間から少し離れておしゃべりや情報交換、保健師への悩み相談などができ、ストレス発散にもなる。
 
 前身は14年前に上越市と保健所が行なっていた多胎児の育児相談会。現在は、親同士が自由に交流できる自主的なサークルへと変化した。代表の高橋さん自身が、13歳になるふたごの親。「子供が小さかった時、さくらんぼくらぶで同年代の友達ができたことや、先輩から育て方を教えてもらえたのがありがたかったんです。今、子育て真っ最中の人が少しでも息抜きができる場にしたい」。
 
 市内には育児サークルなどがいくつかあるが、多胎児を連れていくのは「周りに迷惑を掛けるのではないか」と、ハードルが高いのだという。そのため家に引きこもりがちになり、育児ノイローゼになりやすい。
「でもさくらんぼくらぶはみんな同じ条件、同じ立場なので気兼ねなく話せますし、相談もしやすいんです」
 
 子供が成長すると個性も育ち、成績や部活動などに違いが出てくる。今度は同時にバラバラの育児が求められ、悩みの性質が変化するそうだ。そのため高橋さんは、今後は小学校以上の子を持つ親も参加できる場にしていきたいと考えている。「子育てを終えて時間ができた方がいたら、今、頑張っている親御さんに手を差し伸べていただけたらありがたいですね」と、先輩の参加も歓迎だ。
 
 多胎児を育てる独特の悩み・喜びを解り合える場は、その親にとって貴重な癒しと楽しみの場だ。地域ぐるみの温かいサポートが増えていくことを願う。
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この4月に開かれた際の様子

次回は6月30日(金)、午前10時~正午まで。上越市民プラザ2階・子どもセンターにて(申込不要)。
年6回・偶数月の開催で、週末の開催日には父親の参加も多い。
連絡先 TEL:090-2308-4407

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