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これが私の生きる道

これが私の生きる道:第228回 竹内 彰(たけうち あきら)さん

第228回

「最後の作り手は使い手」手仕事の豊かさに魅せられて

2017年2月28日(き)

竹内 彰(たけうち あきら)さん
上越市佐内町在住
まゆとつるの会代表

 10年前に作ったというヤマブドウのつる籠を見せていただいた。植物で編まれた籠だが、革製品と同様、使うほどに手の脂が馴染んで色も艶も増し、美しい変化を遂げていく――「だから、最後の作り手は使い手の方なんです」と『まゆとつるの会』主宰の竹内彰さんは強調する。
 
 竹内さんがこの手仕事を始めたきっかけは、小学校の教員時代。赴任先の地域産業だったまゆを使い、子どもたちとシルクフラワーに挑んだことが始まりだった。手先が器用で物作りが好きだった竹内さんは、シルクフラワーだけでなく、それを飾る花入れや籠をもつるで編むようになった。小さな物入れに始まり、携帯できる小物入れ、手提げ籠と、編み方を工夫しながらヤマブドウやアケビなどのつる素材、クルミやケヤキなどの木の皮を使い、誰に習うでもなくすべて独学で歩んできたという。
 
 今、つるの品物を作るようになって15年。材料は上越地域を中心に、地元の方や関係省庁などの許可を得て採取する。つる籠によく利用されるヤマブドウは6月中旬頃から長くても25日間しか採取できず、それを過ぎると皮が硬くなり丈夫な籠は作れないそうだ。梯子を担ぎ、足場の悪い山中での材料確保。木の荒皮(表皮)を削り取り、その下にある本皮を木の節目を確認しながら丁寧に剥ぎ取る。水に浸けて柔らかくした後、用途に合わせた幅に切り揃える。籠の型を作り、ようやく編む準備が整う――と、ひたすら手間の掛かる作業が続くのだ。
 
 6年前、竹内さんの作品が民芸公募展で特別賞を受賞。皮の表と裏とで異なる色を利用して緻密に編み込まれたクルミの籠が、丈夫さ・使いやすさの域を超え、美しい工芸品としての価値を備えていると認められたのである。
 
 芸術家は名前を残し、職人は品物を残す」と語る竹内さんの元には今、その技術を学びたいと訪れる人が後を絶たず、遠方からの来訪も珍しくはないそうだ。この素晴らしい手仕事、竹内さんの想いと技術とが、次の世代へ、そして未来へと継承されていくことを願う。


第51回日本民芸公募展特別賞(厚生労働大臣賞)を受賞した「連続桝網代編み胡桃籠」

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