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HOME >  地域情報トップ >  風と共に来たる…  >  第19回 秋風と共に味覚再来、雁木再訪も!

上越在住・せきゆうこ(建築家・あわゆき組代表、etc)が綴る、おりおりの風景、雪国の裏話まで

風と共に来たる…

第19回 秋風と共に味覚再来、雁木再訪も!

風と共に来たる…|第19回 秋風と共に味覚再来、雁木再訪も!

9月初めの残暑続きで疲れが出て、軽い熱中症と食あたり。きっと夏バテの一種でしょう。ばったりと一晩寝込んだけれど、翌日は水分補給、額に冷却シート、外出しないで、溜まっていたデスクワークに集中できました。その後は、台風によるフェーン現象で猛暑がぶり返しましたが、急に秋模様に変わりました。天候の話題のたびに思うことですが、国土は狭いのに差異の大きい日本。被害に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。

それにしても、季節の変わり目とは、どのあたりにあるのでしょう? 気温の変化、日出と日没時刻の変化、空と雲の様子……そして、やはり旬の食材! というわけで、まずは郷土の食について。

食文化は地形と気候風土、歴史、好みなど地方色に彩られています。様々なまちづくり活動の中で行なわれる食のイベントも、単なる人寄せではなく、やはり地域の特色を語っていきたいと考えています。NPO法人 街なみFocusでは、晩秋の干し柿と切干大根を雁木に吊るして、冬の高田・雁木のまちを飾っています。あわゆき組瞽女の会では、毎冬恒例の「あわゆき道中」で「スキー汁」を販売します。春には小豆のつぶつぶを味わうぜんざいなども。

つい最近では、街なみFocusで新潟県の郷土食「鯨汁」を作りました。塩漬け鯨の脂身に丸茄子と夕顔・馬鈴薯・玉葱・茗荷など旬の夏野菜たっぷりの味噌汁。特に年配の男性陣には「懐かしい鯨汁」と大人気で、昔は学校給食で出たとか? こってりした白身の脂が蒸し暑さを吹き飛ばす「夏のスタミナ食」と言われ、何故かインターネットでは「新潟 鯨汁」で検索するとレシピと話題が満載です! 大鍋で調理して、五ノ辻稲荷の「かぼちゃ祭」で販売しました。完売でした。

大町5丁目「かぼちゃ亭」毎週水曜日公開です。10月3連休の「城下町高田 花ロード」もお楽しみください。 大町5丁目「かぼちゃ亭」毎週水曜日公開です。10月3連休の「城下町高田 花ロード」もお楽しみください。

さて、五ノ辻稲荷が鎮座する大町5丁目は、雁木のまちなみのなかで一番元気な町内のひとつです。昔は職人町で、染物屋さんにバテンレース業など、家内工業が盛んでした。今でも木工・仏壇・塗装・モンヤ(和装の家紋)・しみぬきを続けています。職人町の助け合いで人情も厚く、毎年9月9日~10日の「かぼちゃ祭」で賑わい続けています。飢饉のときにかぼちゃで救荒をしのいだことから、神事に始まり御神楽奉納と踊りで盛り上がります。最近は町内だけでなく、近隣にも声をかけて、子供や若者が集まるようになりました。

大町5丁目の雁木には格子やベンチがある。これは夏の風鈴街道。日影が心地良い。 大町5丁目の雁木には格子やベンチがある。これは夏の風鈴街道。日影が心地良い。

雁木町家のまちなみ景観保全を目的にして、雁木の屋根と柱を昔ながらの色に塗り替えるなど、ボランティア作業も継続してきました。町内の皆さんとの交流も深くなり、お住まいの町家を見学させてもらい、お茶をいただくなどお付き合いがあります。『雁木のまちにようこそ』というおもてなしの気持ちで迎えてくれるのです。近くには高田小町と世界館、瞽女ミュージアムもあり、オープンガーデンイベントで公開する庭も多いので、歩いて巡るにはちょうど良い界隈です。高田駅から徒歩15分程度ですので、ぜひお立ち寄りください。

旧今井染物屋の保存活用に合わせて始まったまちづくり活動も、12年になりました。この間に見直されてきた歴史のあるまちなみと、実際に人々が暮らす町家を活用して、空き家対策と世代交代促進の実践を目指しています。期待と応援をお願いします。

今年度、新組織「一般社団法人 雁木のまち再生」を発足しました。先日、その発足祝いを兼ねて、関係者10人が集まり、優良な雁木町家の空き家情報の収集と仲介、実際の空き家を利用しながら活用に向けて「社会的実験」を行なうためにそれぞれの夢を語りました。移住や若者の起業、まち歩き観光など、今までの成果を活かして次のステップに繋げていきたい。扱うジャンルは広いのですが、新たな人財が加わり、専門職種の幅も広がっています。

実はこの発足祝い、季節柄『松茸会席』の宴でした。たらふく食べたことがないだけに、味の良し悪しまでは語れません。あの姿かたちは独特で、程良い大きさながら地味な色合いでした。普段は質実剛健の椎茸ですが、たまには松茸。良いものですね。雨が続いて、キノコの季節になりました。

一般社団法人 雁木のまち再生のリーフレット「雁木のまちを次世代へ」 一般社団法人 雁木のまち再生のリーフレット「雁木のまちを次世代へ」。拡大画像はこちら

(2016年9月29日 掲載)

プロフィール せきゆうこ

関 由有子(せき ゆうこ)

上越市在住。高田にてスロウライフ(スロウワーク?)を実践しつつ、家づくり・街づくりに取り組む日々。

せきゆうこ設計室 木の建築と家具
一級建築士、住環境福祉コーディネーター
「越後高田 あわゆき組」代表
NPO法人「街なか映画館再生委員会」・「街なみFocus」・「高田瞽女の文化を保存・発信する会」所属

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